原子力機構タンデム加速器は世界有数の大型静電加速器の一つで、重イオンを利用した原子核物理、核化学、物性物理の基礎的研究を目的としています。 重イオンはリチウムイオンより重いすべての元素のイオンを指した便宜的な総称です。ヘリウム以下のいわゆる軽イオンに比べ質量が大きいこと、電荷が多いこと、陽子と中性子による複雑な複合系であることなどの特徴を持っています。 この重イオンを作り出すイオン源システムの開発・改良により当加速器は、重イオンによる研究の各分野で大きな威力を発揮しています。また、タンデム加速器では加速が難しい希ガスイオンの加速も可能となり、研究環境の拡大を図りました。 |
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